学生募集
飯村研究室では,一緒に研究を行う学生を募集しています。
学群担当:筑波大学人間学群障害科学類
大学院担当:筑波大学人間総合科学学術院人間総合科学研究群障害科学学位プログラム
大学院の募集要項はこちら(大学院募集要項のページ)をご覧ください。博士前期課程の入試は年2回(7月・10月),博士後期課程の入試は年1回(2月)あります。
分野:音声・言語障害学
吃音・流暢性障害が専門分野ですが,広くコミュニケーションに関わる研究に関心があります。
言語聴覚士としての医療機関での経験と,教育として小学校のことばの教室(通級による指導)でのケース指導経験があり,医療と教育のどちらの立場からも研究が可能です。
連絡先: iimura.daichi.ga<at>u.tsukuba.ac.jp ※<at>を@に変えてください
研究室メンバー(2025.4時点)
障害科学類3年生 2名(宮本昌子研究室と合同で研究指導を行っており,あわせると合計4名が在籍しています)
障害科学学位プログラム 博士前期課程1年 3名
事務補佐員 募集しています(週8~10時間以内,曜日時限は要相談)
研究会
研究会を以下の日程で開催しています。
研究室・研究会に興味のある方はご連絡ください。
2025年度(予定):隔週月曜日18:30~20:30ハイブリット 対面(筑波大学人間系学系B棟)+オンライン(microsoft Teams)
=以下は2024年度の実績です=
2024年度:隔週月曜日 18:30~20:30 オンライン(microsoft Teams)
※研究会の参加者の都合により半年単位で日程(曜日・時間・開催方法)が変わることがあります
宮本昌子研究室との合同研究会も開催しています。
2024年度:毎週水曜日 11:00~13:00 ハイブリット(筑波大学筑波キャンパス人間系学系棟とMicrosoft Teams併用)
吃音・流暢性障害の研究は,臨床分野にとどまらず,社会科学的研究も含まれる学際的な分野です。
吃音の評価・治療・訓練であれば,特別支援教育,発達心理学,臨床心理学,言語聴覚障害学などの知識が必要です。心理統計学や臨床疫学についても学ぶ必要があります。
支援や理解啓発などの社会活動につなげる場合は,社会心理学の分野を学ぶ必要があります。
原因論探求には,切り口にもよりますが認知神経科学,実験心理学,言語学や音声音響学,精神物理学の知識が必要になることもあります。
私もすべての分野に精通しているわけではありませんし,指導可能な範囲はあります。ですが,多様な観点から研究を進めていきたいと考えています。
どのような研究が実施できるかは,私の過去の発表論文なども参考にしてください。
吃音・流暢性障害に限らず,広く言語障害・コミュニケーション障害や,コミュニケーションを考える心理学的な研究も歓迎しています。
研究の始まりはリサーチクエスチョンを立てることであり,そのために必要なのか文献レビューです。
適切な方法論(例えば,PRISMA)に基づいた文献研究ができることが望ましいです。
飯村研究室では,研究の関心分野に対して文献レビューを適切に行えることをまずは目指し,指導を行います。研究分野が未開拓である,あるいは関心領域が広い場合にはスコーピングレビューから始めていきます。
主な所蔵する機材等
・心電計(ワイヤレス生体センサRF-ECG2)
・オージオメーター
・音響機材(ミキサー,エフェクター)によるDAFやFAF環境
他
臨床
心理・障害相談室として吃音のある児童を中心に教育相談を行っています。
研究室メンバーは臨床の見学やケース指導が可能です。
lab member向け(非公開ページとして作成予定です)